不肖・宮嶋 金正日を狙え! (文春文庫PLUS)
不肖・宮嶋がスナイパーなら…改めてプロカメラマンの凄さを感じた。決定的瞬間を捉える為には、写真の技術だけではも
ちろんだめだ。知らない異国のアパートの住民に交渉して撮影場所を確保し、その上踏み込
んできた警備員をその住民が追い返すというところまで味方にしてしまう、著者の人間力が
本書の魅力だ。命がけの北朝鮮の警備員と武士の情けか脚の間から撮らせたりするロシアの
警備員、気ままなVIPに振り回される一般市民とのギャップも面白い
なぜ北朝鮮は孤立するのか―金正日(キムジョンイル)破局へ向かう「先軍体制」 (新潮選書)
21世紀に最も失敗した社会主義国共同通信の記者が綴った北朝鮮である。
冒頭、金正日氏の生い立ちかから書き起こされるが、このあたりは、
既出の物のなぞりで見るべき所はない。
以後、三大革命小組、千里馬運動(チョンリマ)、主体思想(チュチェ)まで。
よく、まとまっているので、これ一冊しか読まない人は北朝鮮現代史の理解には役立つだろう。
金日成主席から、金正日国防委員長への権力委譲は「世襲」
核と女を愛した将軍様―金正日の料理人「最後の極秘メモ」
金正日の私生活を語れる世界で唯一の証言者北朝鮮で金正日専属の寿司職人だった著者による証言録。同じ著者の本はこれまでに2冊出ているが、この本が一番内容的に濃いと思う。
日本人歌手を平壌に呼んだ時にはバレないように後ろに隠れて”偽装”したとか、トイレの臭いも香水もとにかく臭いは全部嫌いだとか、おやつはいつも3時に食べるとか、自国の「喜ばせ組」には絶対に手は出させなかったが東欧あたりから女性を呼んで接待させていたとか、どうでもいいけど文字通り知られざる私生活がたんた